―クロス職人になるキッカケは
元々職人になるきっかけはまだ実家にいた頃に雨漏りがありまして、そこで職人さんが家を訪ねてきて初めて知ったんです。「こういう職種があるんだ」って、それで興味を持ち始めてというのがきっかけですかね。テシオさんとの接点というのは元々地元の同級生が先にテシオさんの専属の職人さんをやっていたので、その方からの紹介というか、そんな形ですかね。クロス職人そのものを始めたのが29年前で、クロス屋道場(テシオ)さんとお付き合いさせていただいたのはここ十年前ぐらいだと思います。
―クロス屋道場(テシオ)の良いところ
様々なハウスメーカーさん、1つ2つに限らずどれくらいあるのか把握できてませんけど、要は多種多様な現場を空くことなく現場を提供していただけるというのが一番ですかね。安定してますね。あと当たり前というか基本だとは思うんですが、支払いもきちんとしてます。あと良い意味で各担当者さん、営業の方とフランクに付き合いができますので、お互い言いたいことを言い合いながら現場をこなすことができるというのは良いところかなと思います。
―職人は現場仕事するだけ
元々クロス屋道場(テシオ)さんは自由な感じは感じているんですけども、それは外注だったり職人に対しても同じですね。職人は比較的やりやすいんじゃないかなと思います。
打ち合わせとか、作業以外のことは全部手配師の方がやっていくので職人さんはほんとに仕事するだけ、集中できるっていう利点もあります。現場行って自分の仕事をするだけで済んでます。
―住まいから近くを優先して割り振ってもらえる
基本的にクロス屋道場(テシオ)側が住んでいる場所から優先して現場を割り振ってる。たまにはありますよ。少し距離のあるところもありますが、現場までの距離というかそういうものは、基本自分の住居から近いところを優先して分配してくれてるので比較的近いと思います。仕事が豊富だからこそできると思います。
一日単位で現場をおそらくですけど管理されてると思うので、割り振りは相当苦労されてるんだろうなとは思いますが、職人側から言わせていただくと都合に合わせて現場を割り振ってくれるのでありがたいかなとは思いますね。
―現場仕事はたくさんあるので稼ぎ放題
稼働はそんなに、月によっても違いますけど、基本週に1日を休日取れるようにはしてますけど、ちょっと忙しくなってくる時にはそれが1日減り2日減りっていうこともありますけど、基本、目標としては1週間に一度休めるようにしたいかなっていう考えです。
そうはいっても現場の工程がありますので、入った現場のタイミングで、現場が終わらないとやっぱり休みが取れなかったりしますので。一応目標はそのように置いてますけども、忙しい時はなかなかそうもいかない時もあります。
―未経験者のための職人育成組織テシオクラフト
この職種は技術さえ身に付けてしまえば体が動く限りずっと稼ぐことができますから、ましてや素人、全くの未経験者でもクロス屋道場(テシオ)さんの場合はテシオクラフトという組織があります。一から技術を習得するという組織があるので、そこで経験を積めば将来的には外注扱いの職人でもいいです。またクラフトさんは専属の職人会社みたいなものなんですが、そこでの専属の社員としてクロス職人をするということもできます。環境的には、この先若手を育てていくというのを会社をあげてやってくれているので、覚えて独立するのには持ってこいかなというふうに思います。なのでやる気のある人はぜひ入ってきていただけると面白いんではないかなというふうに思います。
―教育に力を入れるクロス屋道場(テシオ)は業界でも珍しい
よっぽど大きな会社さん以外は聞いたことがないです。なかなか育成まで力を入れている内装屋さんというのはほとんどなくて、職人個々で未経験者を雇うというのはなかなか今厳しい時代ですから、そういう意味ではなかなか貴重な組織を持ってる会社だと思いますので、覚えるには良いんじゃないでしょうか。
改めてこういう会社はなかなかないですよ。私が知ってる限りでも一つくらい。元々僕はゼネコンのところで仕事をずっとやってたんですけど、東京でもナンバーワンの会社に唯一寮とそういう育成システムがある会社ありましたけど、それ以外の大手どころの内装会社でもなかなか社員として職人を雇う会社っていうのはなかなかないです。